エビの町、ゆるキャラ「いいね!」対決

【「別海りょウシくん」(左)と「オロ坊」(別海町観光協会提供)】
道内有数のエビ産地である別海町と羽幌町の「ゆるキャラ」が、6月にそれぞれの町で開かれるエビ祭りに向けてPR合戦を行うことになった。インターネットの会員制交流サイト「フェイスブック(FB)」でPRし、好感を持った人がクリックする「いいね!」の数を争うなどして、約300キロも離れた両町の祭りを盛り上げる予定だ。
対決するのは、別海町で盛んな漁業(漁師)と酪農(牛)から名付けた「別海りょウシくん」と、羽幌町のオロロン鳥と甘エビをPRする「オロ坊」。6月28、29日、それぞれ名産のホッカイシマエビと甘エビが堪能できる「尾岱沼えびまつり」(別海町)、「はぼろ甘エビまつり」(羽幌町)が開かれるのに合わせてFB上でPR合戦を行うほか、当日は記念撮影の回数を競うことも予定している。
これに先立ち、18日に別海町で開かれたイベントでは、オロ坊が別海りょウシくんに“果たし状”を手渡し、30メートル競走で対決。オロ坊が15秒差で圧勝した。
両町の観光協会は「祭りの伝統では負けない」(別海)、「甘エビ水揚げ日本一の底力を見せたい」(羽幌)と意気込んでいる。
2014年5月27日(YOMIURI ONLINE)