ゆるキャラスポーツ対決 栃木県内外31体


【「全国ご当地キャラクタースポーツ大会in大田原」のポスター】


 栃木県内外で活躍する「ご当地キャラクター」を集めた「スポーツ大会in大田原」が7日、大田原市美原の県立県北体育館で開かれる。今月2日から「ゆるキャラグランプリ2014」(読売新聞社協賛)が開催中とあって、主催する同市では出場キャラクター集めに苦労したが、最終的に計31体が顔をそろえることになった。綱引きやムカデ競走、玉入れなど運動会の定番競技を繰り広げ、来場者も自由に参加して好きなゆるキャラと一緒に楽しめる。

 「ゆるキャラグランプリ」上位常連の「与一くん」を擁する大田原市が、ゆるキャラで市の活性化を図ろうと、今年4月から全国50以上の自治体に直接出場依頼してきたほか、「日本ご当地キャラクター協会」(本部・滋賀県彦根市)にも協力を要請した。31体の顔ぶれは、北は北海道小樽市の「ゾンベアー」から南は愛媛県今治市の「いまばりバリィさん」まで。「ふっかちゃん」(埼玉県深谷市)、「たかたのゆめちゃん」(岩手県陸前高田市)などの有名キャラも出場する。県内組は「与一くん」のほか「とちまるくん」など10体。

 ほとんどのキャラがグランプリにエントリーしていることから、競技以外に各キャラが5分間の自己PRをして投票を呼びかける時間を設ける。屋外では「大田原和牛メンチ」「いもフライ」など市内外の名物グルメ20店が軒を並べる「ご当地うまいものフェスタin大田原」も開催される。

 開催時間は午前10時~午後4時。事務局の市商工観光課では「どのキャラもイベント出演などで超多忙なグランプリ期間中に、全国からこれだけ集合してくれるのがありがたい。来場者はキャラと一緒に運動できるよう、体育館で履く靴を持参してほしい」と呼びかけている。入場無料。問い合わせは、県北体育館(0287・22・8012)へ。


2014年9月6日(YOMIURI ONLINE)