ゆるキャラ・チーバくんに追っかけ隊…新聞創刊

【千葉県マスコットキャラクター「チーバくん」】
千葉県のマスコットキャラクター「チーバくん」を応援する民間サークル「チーバくん追っかけ隊」が結成され、メンバーが9月に「チーバくん新聞」を創刊した。
13日には初のイベントとして県立中央博物館(千葉市中央区)で特大の貼り絵をつくる。20日に投票が締め切られる「ゆるキャラグランプリ2014」での上位進出につなげたい考えだ。
メンバーはブログ上やチーバくんが登場するイベントなどで知り合い、1月頃から集まり始めた。県内外の幅広い年代の7人で活動しているが、「チーバくんの夢を壊したくない」と互いに職業などは明かさず、ハンドルネームで呼び合う。
昨年の同グランプリでは総合59位にとどまっただけに、県はツイッターなどを使った独自の発信に加え県民と連携して「集票」を図るため、9月にサークルを募集。同サークルが公認第1号となった。
9月20日に創刊した「チーバくん新聞」では、メンバーが描いたチーバくんのイラストや写真のほか、オリジナルの4コマ漫画も掲載。「浦安市はチーバくんの○○の位置」(正解は「シタ=舌」)などのクイズによるクロスワードパズルも載せている。ウェブ上で公開しており、県のサイト「チーバくんの広場」経由でもダウンロードできる。
13日のイベントでは、縦3メートル・横8メートルの台紙に、折り紙約500枚を貼って、チーバくんをかたどった貼り絵に仕上げる。同グランプリに向けた応援メッセージカードも添える。
同博物館の協力を得て館内に掲げる予定で、中心メンバーは「ファンだけでなく、博物館の来館者にもメッセージカードを書いてチーバくんを応援してもらいたい」と話している。
2014年10月13日(YOMIURI ONLINE)