しんじょう君 14位→4位

【応援に感謝のあいさつをするしんじょう君(須崎市役所で)】
◇ゆるキャラGP
全国のご当地キャラの人気投票「ゆるキャラグランプリ2014」(オフィシャルメディアパートナー=読売新聞社)で、須崎市のマスコット「しんじょう君」が4位となり、昨年の14位から躍進した。6日に市役所で結果を報告したしんじょう君は「うれしくて絶滅しそう。順位にこだわらず、これからも目立って、須崎市、そして高知県を全国にPRしていく」と意気込んだ。
今年のグランプリには、全国から1699体が参加。3日に結果が発表され、しんじょう君は昨年の倍近い52万5306票を獲得した。
この日の報告会で、しんじょう君にいつも寄り添っている同市元気創造課の守時健さんは「何事も頑張りすぎない“ゆるい”キャラがうけていると思う」とあいさつした。
大手メーカー4社からはすでに、しんじょう君の商品パッケージへの起用やCM出演依頼が届いているという。
しんじょう君は、2012年に絶滅種に指定されたニホンカワウソがモチーフのキャラクターだ。須崎名物の鍋焼きラーメンを模した帽子がトレードマーク。イベントでは、しんじょう君が帽子を脱ぎ、他のマスコットにかぶせるパフォーマンスが人気を呼ぶ。簡易投稿サイトを通じ、ファンと交流を深めている。
月に平均4~5回、市職員が運転する公用車で、福島県や東京都などにも足をのばす。市公認のグッズやゲームのキャラクターは約190件にのぼる。通販では、関東からの注文が7割を占めるという。
2014年11月7日(YOMIURI ONLINE)