とち介プレート登場


【完成したプレートを持ってはしゃぐ『とち介』(13日、栃木市で)】



栃木市は13日、原付きバイクなどに市のマスコットキャラクター「とち介」をあしらったご当地ナンバープレートを導入すると発表した。今年のゆるキャラ®グランプリでとち介が初出場ながら8位に入賞したことを記念しており、来年3月から交付する予定。

 市中心部を流れる巴波川と柳、川沿いの蔵をとち介が眺めているデザイン。50cc以下(白色)、90cc以下(黄色)、125cc以下(ピンク色)のバイクのほか、ミニカー(水色)、トラクターなどの小型特殊自動車(緑色)にも交付する。

 市市民税課によると、対象となる車両は約1万6600台あり、5650枚を用意し、需要があれば追加する。新たに車両を購入する場合、従来のデザインとどちらにするか選択できるほか、すでに保有している車両でも無料で変えることができる。

 鈴木俊美市長が、同日開催した旧岩舟町との合併記念式典で合併記念事業の一つとして発表し、大きなプレートのサンプルから幕を下ろして「市の一体感醸成のため利用してください」と呼びかけた。

 県内では、日光市、佐野市などもマスコットキャラクターをあしらったご当地ナンバープレートを導入している。

2014年11月14日(YOMIURI ONLINE)