熊本産メロン 売るモン…もずやんも応援


【熊本県産のメロンを買い求める人ら。「もずやん」も応援に駆けつけた(吹田市で)】


 ◇万博公園

 吹田市の万博記念公園で24日、熊本地震による影響で出荷できなくなった熊本県産のメロンが販売された。同県営業部長・くまモンと「新春会談」を行うなど交流のある府のマスコットキャラクター・もずやんも応援に駆けつけた。

 JA熊本経済連が、同県内の選果場が被災したため、大きさや品質などを選別して出荷することができなくなったメロン約1000個を大阪まで運び、県産のミニトマトと一緒に販売した。

 くまモンが描かれたボードの横で、もずやんが同経済連の職員らとともに購入を呼びかけると、多くの家族連れらが列を作った。豊中市の会社員萩原宜和さん(36)は「被災地を少しでも何か応援したいと思いました」と買い求めていた。

 同経済連大阪事務所によると、選果場の修復は進んでおり、通常の出荷ができる態勢に戻りつつあるという。中野敬悟所長は「メロンは、これからゴールデンウィーク頃までが出荷のピーク。今年は品質も良いので、店頭で見かけたらぜひ味わってほしい」と話していた。

2016年4月25日(YOMIURI ONLINE)



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