くまモン手伝うもん…きんじろうとお茶作り


【茶園に茶草場農法の草を敷くくまモンと茶のみやきんじろう】


 熊本県のPRキャラクター「くまモン」が28日、掛川市東山地区の茶園を訪れ、同市のキャラクター「茶のみやきんじろう」と対面した。熊本県と掛川市には、世界農業遺産の認定地域があることから、「熊本から元気と幸せを」と全国キャンペーンを展開中のくまモンが立ち寄った。

 くまモンは、九州新幹線全線開業を記念して2011年3月に誕生し、同年のゆるキャラグランプリで優勝した。愛らしいしぐさで全国的な人気があり、同県の営業部長兼しあわせ部長の肩書を持つ。

 茶園では、くまモンはきんじろうと一緒に刈り取ったススキなどの草を畝の間に敷き詰める、世界農業遺産に認定されている茶草場農法を体験した。見物に集まった地元農家の人たちの求めに応じ、愛嬌あいきょうたっぷりに記念写真に納まっていた。この後、地元の市立日坂小学校を訪れ、児童から茶草場農法の説明を受けたり、くまモン体操を披露したりした。

2016年1月29日(YOMIURI ONLINE)



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