「みきゃん」使用無償化


【みきゃん(愛媛県)】


◇県、認知度アップや販路拡大

 県は、イメージアップキャラクター「みきゃん」のデザイン使用料を4月から無償化した。
露出を増やし、県のPRや県産品の販路拡大につなげる狙いだ。

 みきゃんはミカンと犬をミックスしたデザイン。
昨年の「ゆるキャラグランプリ2014」(オフィシャルメディアパートナー=読売新聞社)で、3位になるなど人気が高い。県はこれまで営利目的でデザインを使用した場合、商品の小売価格や広告などの制作費3%などを徴収していた。県広報広聴課によると、2012年6月から今年3月までに、376件に有償で使用され、
使用料収入は724万5000円あった。

 イメージを損なう場合などを除いて使用できる。
効果は早くも表れ、昨年度は1か月に平均41.8件の申請だったが、4月は69件の申請があった。
5月も19日現在ですでに68件の申請を受けた。担当者は「みきゃんを目にする機会が増えれば、
愛媛の認知度のアップにつながる」と期待している。問い合わせは県広報広聴課(089・912・2241)。

2015年5月20日(YOMIURI ONLINE)




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