家康ゆかりの地、歩いて巡る


【家康ゆかりの地、歩いて巡る】



徳川家康の没後400年に合わせ、JR東海が、家康ゆかりの地を巡る「さわやかウォーキング」を19日から、
県内で開催している。約8~15キロの計6コースを用意し、参加者に自由に歩いてもらうもので、6月まで。
担当者は「家族や友人と気軽に参加してほしい」と呼びかけている。


 さわやかウォーキングは、JR東海が、駅を発着点に沿線の歴史や自然をたどるコースを設定し、1991年から
行っている。参加者は、駅の特設受付でマップを受け取ってスタート。案内人などはつかない。
参加者は、思い思いのペースで歩いてゴールを目指す。

 ウォーキングの累計参加者数は5月で400万人を達成する見込みだ。家康の没後400年という数字のつながりに引っかけ、今回は記念コースを設定した。
全コースのスタート地点で浜松市のマスコットキャラクター「出世大名家康くん」が出迎える。
記念バッジの配布やクイズもある。家康ゆかりの寺などでは、地元のボランティアガイドや住職による説明も
行われる。

 記念コースの実施日程は、19日、25日、29日、5月10日、23日、6月7日。
29日の西焼津駅出発コース(約10・5キロ)は、家康が鷹たか狩りで立ち寄ったとされる田中城跡や蓮華寺池公園の藤まつり会場などを経由する。
「史跡田中城下屋敷」では、鷹匠の技のミニ実演も行われる。各コースの詳細は、
JR東海のホームページや駅で配っているパンフレットで確認出来る。

 予約不要。参加費無料(水上バスや施設の見学料などは有料)。受け付けは原則として午前8時半~11時で、
午後3時までにゴールする。荒天の場合は中止。
問い合わせは、JR東海テレフォンセンター(050・3772・3910)へ。


2015年4月22日(YOMIURI ONLINE)



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