新型車両227系、岩国駅を出発


【新型車両に発車の合図を送る柳沢さん(中央)とはぁすちゃん】



14日のダイヤ改正に合わせ、JR西日本が広島地区の山陽線と呉線に導入した新型車両「227系」の出発式が同日、岩国市のJR岩国駅で行われた。ホームには朝から市民や鉄道ファンらが訪れ、一斉にカメラを向けていた。


ステンレス製のシルバーの車体に赤のラインが入ったデザイン。ホームからの転落を防ぐために連結部分に取り付けられた赤色のホロが翼のように見えることから、愛称は「Red Wing(レッドウィング)」。1両約1億5000万円で、山陽線では当面、主に糸崎(広島県三原市)―岩国間で1日11往復を運行する。


出発式では、福田良彦市長やJR西日本広島支社の磯貝太郎副支社長らがテープカット。午前8時37分、ミス岩国の柳沢美咲さん(22)と岩国れんこんPRキャラクター「はぁすちゃん」の出発の合図とともに、5両編成の列車が白市(同県東広島市)に向けて出発した。


磯貝副支社長は「安全性や快適性が向上した。観光や通勤通学の利用者を増やすことで地域活性化に貢献していきたい」と語った。


2015年3月15日(YOMIURI ONLINE)


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