すだちくん弁当ヤバいうまさ 来月2種発売


【球体の容器ですだちくんを表現した「すだちくんキャラ弁当」】



県産の食材をPRし、県の知名度を高めようと、県産食材を使って県のマスコットキャラクター「すだちくん」を表現した2種類のオリジナル弁当が開発され、3日、県庁で完成報告会が行われた。4月から県内外のイベント会場などで販売される。


県が「すだちくんOMOTENASHI弁当」として県内の弁当製造販売業者らに開発を委託していた。「さわ」(徳島市)が考案した「すだちくんキャラ弁当」は、緑色の球体容器ですだちくんの顔を再現し、スダチ風味の鳴門鯛やなると金時の天ぷら、阿波尾鶏のとり飯などをぎっしり詰め込んだ。


「エイブルフーズ」(同)と県立吉野川高・食ビジネス科の学生が共同開発したのは、「徳島の魅力(ヤバい)がよ~け詰まったすだちくん弁当」。スダチの皮を衣に混ぜた阿波尾鶏のから揚げ、レンコンのピクルス、鳴門わかめご飯などで、すだちくんの顔を描いたかまぼこも付く。若者に親しんでほしいと、高校生が「とてもおいしい」と感じた時に発するという言葉「ヤバい」を名前に取り入れた。


販売価格や販路は、今後業者が検討するといい、県もうかるブランド推進課は「安全でヘルシーな県産食材と健康的なイメージのすだちくんを同時にPRしたい」と期待を寄せている。



2015年3月4日(YOMIURI ONLINE)



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