<キャラ博>3万9000人頬ゆるむ


【熊本県の人気キャラ「くまモン」は移動中、ファンに取り巻かれ、手を振って応えていた】


 彦根市で「ご当地キャラ博in彦根2014」(実行委員会主催)が開幕した18日、会場となった中心部の4商店街には、ステージや各地のPRブースが特設され、3万9000人(主催者発表)の観客でにぎわった。19日まで。

 「ゆるキャラまつり」から、ご当地のPRに活躍するキャラが集うイベントに衣替えして2年目を迎え、この日は41都道府県の208体が登場。ステージで各10~20分間、愛くるしいしぐさや踊りを見せたほか、周辺一帯で家族連れらと交流した。

 花しょうぶ通り商店街では、2か所でキャラとじゃんけんをし、勝つと景品がもらえる「じゃんけんラリー」を開催。愛知県瀬戸市の「せとくん」は路上でサックスを演奏し、拍手を受けた。

 また、県立彦根東高の「ぎんにゃん」は新聞部員15人を伴い、東日本大震災で原発事故が起きた福島県の子どもたちのため、募金活動に一役買った。

 長浜市立長浜南小5年、徳田陸人君(10)は、沖縄県竹富町の「ピカリャ~」と通りに並んで記念撮影。19日は「ふなっしー」(千葉県船橋市)が正午から京橋ステージに出演する予定で、「早く会いたい」と楽しみにしていた。

 19日は午前9時~午後3時。問い合わせは実行委(0749・22・1130)。

2014年10月19日(YOMIURI ONLINE)