ぐんまちゃん 首位快走


【「ぐんまちゃん」】


 全国のご当地キャラクターが人気を競う「ゆるキャラグランプリ2014」(オフィシャルメディアパートナー=読売新聞社)のインターネット投票で、県のマスコット「ぐんまちゃん」が1位を快走中だ。この勢いを持続しようと県は、決選投票が行われる愛知県でPRを行ったり、地元で「応援の集い」を開いたりと票の掘り起こしを図っている。

 ぐんまちゃんは14日午後6時現在、23万4444票を集めて首位をキープ。2位の「チャチャ王国のおうじちゃま」(京都府)の13万6547票に約10万票の差をつけている。2年連続3位の知名度を生かした順調な滑り出しだが、県の担当者は「投票終了まで油断はできない」と気を引き締める。

 14日は、愛知県豊明市の中京競馬場で行われた「ご当地キャラフェスティバル」に参加。ほかのゆるキャラとともに芝コースに降り立ち、約100メートルを競走するレースに登場した。会場では「ぐんまちゃんだ」と声をかけられるなど、知名度アップも感じられたという。

 ネット投票を経て、11月1~3日に決選投票が行われるのは「中部国際空港」(愛知県常滑市)。最終順位は3日間の来場者の投票と、ネット投票を合わせて決まる。愛知県での浸透も大事になることから、10月4日に岡崎市で、18~19日に名古屋市で行われるイベントにも参加する予定だ。

 地元でも投票の機運を高めようと、県は9月16日、県庁県民ホールで「ぐんまちゃん応援の集い」を開く。午後1~2時、グランプリに参加していない富岡市イメージキャラクター「お富ちゃん」などを招き、ぐんまちゃんにエールを送ってもらう。

 県ぐんまイメージアップ推進室は「期待に応えるべく、さらにアピールしたい」と意気込んでいる。


2014年9月15日(YOMIURI ONLINE)