ゆるキャラGP ごてんばこめこ参戦へ


【代表決定戦で参戦が決まった「ごてんばこめこ」】



【初参戦する「きくのん」(右)と応援団長の「茶ラリーマン」】


◆菊川からは「きくのん」

 全国のご当地キャラクターが人気を競う「ゆるキャラグランプリ(GP)2014」(オフィシャルメディアパートナー=読売新聞社)への参戦表明が相次いでいる。

 御殿場市では、代表決定戦が行われ、投票の結果、市の食育推進キャラクター「ごてんばこめこ」のエントリーが決まった。投票は市のホームページや市役所などの投票所で行われた。投票総数は7606票で、ごてんばこめこは無効票を除いた7578票のうち、47・1%にあたる3571票を獲得。ライバルの富士山樹空の森のキャラクター「じゅくうちゃん」、御殿場地方の郷土料理をPRする「『御殿場みくりやそば』あなたのそばで振舞隊(ふるまいたい)」(事務局・御殿場市商工観光課)マスコットキャラクターの「ミクリン」を引き離し、代表の座を射止めた。

 菊川市からは、市のマスコットキャラクター「きくのん」が初参戦。同市の人口数に相当する約4万8000票の獲得を掲げ、上位入賞を目指す。きくのんは、市出身の漫画家小山ゆうさんとスタッフが描いたイラスト4点の中から市民投票で選ばれ、名前も公募で決まった。性別不明のかわいらしい妖怪、おっとりとした性格という設定。市民有志が作った市非公認マスコット「茶ラリーマン」も応援団長として人気を集めている。

 ゆるキャラGPは、インターネット投票を経て、11月1~3日、愛知県で決選投票が行われる。県内からは、磐田市の「しっぺい」や裾野市の「すそのん」が既に参戦を表明した。一方、昨年、準優勝だった浜松市の「出世大名家康くん」は参加を見送った。


2014年8月26日(YOMIURI ONLINE)